「フードシステム学」で地産地消を学ぶ

 健康栄養学部1回生は、毎年高知県の職員が講師を務める「フードシステム学」を受講しています。この授業の特色の1つに、高知県中央東農業振興センター農業改良普及課、農村女性リーダー、青年農業士の方たちによる合同地産地消PR活動があります。5月14日に行われた地産地消の授業では、学生たちは農業の生産現場への理解、食の大切さ、県産野菜の消費拡大を目的としたPR活動を、食育紙芝居や高知やさい体操を通して学びました。

授業風景


 また、今回はニラ生産農家の先生より、ニラの栽培から包装までの一連の流れを紹介していただきました。

さて、みなさんは、ニラは種まきから収穫まで、
①50日
②100日
③200日
のうち、何日かかると思いますか?

正解は③の200日だそうです。
意外とかかるものなんですね。

ニラの出荷量
 ニラを収穫するタイミングは太陽が出る前の早朝に行うそうです。ニラは夜の間に水分を蓄えるそうで、収穫時切り口からは水滴が溢れ出てくるそうです。身近な野菜ですが、知らなかったことがたくさんあり、管理栄養士を目指す学生にとって貴重な勉強となりました。
 
 後半からは、学生と農村女性リーダー、青年農業士の方たちと合同で調理実習を行いました。ナス、ピーマン、トマト、ゆず、やっこねぎなど県産野菜を豊富に使った料理を作成し、試食しました。農村女性リーダーや青年農業士の先生方に、野菜をおいしく食べる方法をたくさん学び、大変充実した授業でした。
授業風景 授業風景
 この授業の模様は、NHK高知放送や高知新聞(5月15日掲載)、日本農業新聞(5月22日掲載)でも紹介されました

野菜春巻き
(高知野菜;ニラ、シシトウ)
トマトの酢の物
トマトの酢の物
(高知野菜;フルーツトマト)

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